いずみ野駅前の歯医者、HALデンタルクリニックです。
インプラントは「半永久的」と言われるほどの治療方法ですが、トラブルが生じて脱落するケースもあります。
またインプラントの寿命は、治療の精度やメンテナンスも影響しています。
高品質な治療を受けたとしても、その後のメンテナンスが不十分だと、インプラントは長持ちしません。
そこで、今回はインプラントの寿命とメンテナンスについてご説明したいと思います。
目次
①インプラントの平均寿命
②他の治療(入れ歯・ブリッジ)との比較
③インプラントの寿命を延ばす方法
④まとめ
①インプラントの平均寿命
インプラントの平均寿命は、インプラントを埋め込んだ場所や歯周病の有無などによって違ってきます。また、使用するインプラントメーカーによっても異なります。
しかし、インプラントの累積残存率は10年で9割を超えています。20年でも7割程度残るという報告もあり、長期的に機能させた例は多数存在します。
一般的には10年~15年とされていますが、日々の手入れを怠ってしまうと寿命に届かず、早い段階で使えなくなってしまうこともあるでしょう。
現在はインプラントの素材として、チタンが主流となっていますが、チタンと骨が結合することを発見したブローネマルク教授によって、1965年に初めてチタン製のインプラントが臨床応用されました。
ブローネマルク教授によって埋め込まれたインプラントは、その患者さんが亡くなるまでの40年以上の間、機能し続けたという結果もあるため、正しくメンテナンスを行えば、インプラントは長期的な臨床実績を持つ治療方法と言えるでしょう。
②他の治療(入れ歯・ブリッジ)との比較
入れ歯は4年~5年程度、ブリッジは7年~8年程度で使えなくなってしまうことが多いです。
そのため、寿命の面ではインプラントが最も長いといえます。また、インプラントは自然の歯に近い素材を使用することから、入れ歯やブリッジに比べて見た目がキレイな仕上がりに期待できます。
インプラントは入れ歯やブリッジに比べると、最初にまとまった費用がかかるというデメリットがありますが、長期的に見ると経済的で見た目の美しさも保てるため、入れ歯やブリッジに比べて優位性があるといえるでしょう。
③インプラントの寿命を延ばす方法
少しでも長く、快適にインプラントをお使いいただくためにも、注意していただきたいポイントがあります。
このインプラントの寿命を延ばすための、代表的な3つのポイントを紹介します。
■定期メンテナンスをしっかり受けましょう
インプラントのメンテナンスが不十分だと、歯周病の一種である『インプラント歯周炎』になることがあります。
定期メンテナンスで毎日の歯磨きでは取りきれない汚れを落として、インプラント歯周炎を防ぐことが、インプラントの寿命を延ばすには一番大切です!
■喫煙を減らす
喫煙回数が多い人は、インプラントと骨がしっかり結合する確率が下がり、手術が成功しにくいといわれています。
また、問題なく手術が終わったとしても歯肉の血流が悪化しているため歯周病の感染を起こしやすく、インプラントの寿命が短くなりやすいとされています。
インプラント治療を選択するのであれば、これを機に禁煙することをおすすめします。
■歯ぎしり・食いしばりなどを軽減する
インプラントは人工的に作られた歯です。そのため衝撃に弱く、歯ぎしりや食いしばりによって直接負荷がかかってしまうと、部品の破損やインプラント歯周炎を引き起こすリスクが高まります。
ナイトガードやボトックス注射などを使って、歯ぎしりや食いしばりなどへの対策を行なうことが大切です。
まとめ
せっかくインプラントを入れたのであれば、長持ちさせたいですよね。
長持ちさせるには定期メンテナンスが重要です。
健康な口腔環境を維持して、インプラントを維持していきましょう!
インプラントを検討中の方、興味をお持ちの方は、是非一度当院までご相談ください。
あなたに最適な治療をご提案いたします。
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